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QR決済の規格統一は実現されるのか?~韓国は進みそうだが日本は・・?~

2018年7月に韓国でQRコードが統一化に伴い
日本のQR決済は統合化されるのかについて
記事を書かせていただきました。

AmazonのQR決済市場参入や、
SoftBankとYahooの合同会社「PayPay」
を受けて、QR決済の盛り上がりも
ずいぶん話題となりつつあります。

QR決済を使ったことがある人は
8%とも言われており、
一昔前に比べればQR決済という言葉も
耳にする機会は増えた様にも思われます。

とはいいつつも
日本でのQR決済市場については
まだまだインバウンド市場が
主軸の狙い目ではありますが、

現金管理コストの高さや、
サービスの浸透により
国内での利用レベルも
上がってくるのではないでしょうか?

こうした状況を踏まえ、
キャッシュレス推進協議会は
2018年8月に、
規格統一に向けて
全国130の団体と
はじめての会合を開いた模様です。

果たして、
うまくいくのでしょうか・・・?

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規格統一は実現されるのか?

規格統一ということに力を入れているのは
それなりの理由があります。

というのも、
ほとんどのQR決済は
利用するQRコードの作り方は
サービス毎にバラバラであり、
QRコード自体に互換性は
存在しておりません。

通常であれば、
バーコードのように規格を統一し、
どんなレジ・端末でも同じ情報を
読み込めるように整備をするべきです。

しかし、QR決済で読み込むための
コードを作るのは非常に簡単。

簡単すぎたことが理由となり、
各サービサーが各々自分の
やりたいサービスモデルに乗っ取り
規格を作ってしまいました。

なかには、PayPayやAlipay等のように
規格を統一して、互換性を持たせた
サービスもありますが、
まだまだこの取り組みについては
遅れているといえる状況です。

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世界各国の動向

こうした規格の統一は世界各国では
行われているのでしょうか?

残念ながら、ある程度進んでいる国もあるという
程度の情報しかキャッチアップすることが
できませんでした。

例えば、中国では決済データや
SNS等をもとに出した個人の信用度を
スコア化しています。

中国はQR決済の利用率が非常に
進んでいるため、スコア化による
データベースの分析等を行うために
規格を統一し、データを集約している
可能性は大きくありそうです。

日本ではここまでのプライベート情報の
取得や能力のスコア化を行うかどうか
さだかではありませんが、
少なくとも支払い情報や与信情報は
よりデータベースと強く結び付くと
想定しておいてよいでしょう。

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今後の想定

では、日本では今後
QR決済規格の統一化は
進んでいくのでしょうか?

私の個人的な観測では
結果的に推進会を軸とした
規格統一化が行われる可能性は
低いと思っています。

理由はいくつかありますが、
ひとつは、主要サービサーが
現在シェア争いをしているため
まだ1番手となるメイン規格が
定まっていないこと。

もうひとつは、
腰が重い会社が、
この協議会に参加していることです。

残念ながら、
規格の統一という話になると
その規格でありうる標準性や妥当性、
そして必要となるルールを
設定する必要があります。

勝手なイメージですが、
マジョリティな規格が決まっておらず
130以上の団体がいるのであれば、
キャッシュレス推進会で
決まる可能性は限りなく低そう。

どちらかといえば、
日本のQR決済市場で
大規模となった会社の規格に
少しずつ追従(統合)していく形で
規格が定まるかと思います。

いずれにせよ、
日本の市場には、QR決済サービスで
圧倒的世界シェアを誇る
WechatPayやAlipayが
参入できない。

日本の会社のどこか(PayPayあたり)が
規格の統一を引っ張っていって
もらえたらなぁと思います。

QR決済ってそもそも何?

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より深く知りたい方はこの本オススメです

キャッシュレス経済 ―21世紀の貨幣論―