PayPayの決算発表会が2019年10月末日に行われ、興味深い情報が出てきました。
「PayPayは税金支払いが出来るようになることを目指す」
ということです。
なかなか興味深い所です。
この記事では、「PayPayは税金を払えるのか。コンビニ支払いでポイントはつくのか?」について解説をしていこうと思います。
結論、PayPayで税金支払いをするくらいなら、クレジットカードで支払いをしたほうが無難です。ポイントも貯まりますし、整備もだいぶされています。
無理にPayPaydeやる必要ないんじゃないかな・・と思うような情報もちらほら
こちらについて、解説をしていきます。
※未確定や事実を元にした仮説もあるため、ご留意ください。
では、早速行ってみましょう。
この記事のコンテンツ
PayPayで支払えるもの・支払えないもの
税金は現時点で支払えない。
PayPayでは、2019年11月現在税金支払に対応をしておりません。
こちらについては、住民税の支払いをPayPayで試みた突撃レポートがあるので、是非ごらんください。
その他、代表的な税金は以下のようなものが上げられます。
- 国税(所得税、消費税、法人税、相続税等)
- 地方税(住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税、都市計画税、償却資産税、不動産取得税等)
上記をPayPayで支払いは現在出来ませんが、今後これらの税金の支払いについてもPayPayでいずれ行われる可能性が高いように思われます。
余談:クレジットカード支払いの方がお得でカンタン
この記事を見ている方は「PayPayの税金支払いでポイントをゲットしよう・・!」と考える人も多くいらっしゃると思います。
ですが、現時点では税金はクレジットカードで支払いをしたほうが遥かにお得でカンタンです。
例えば、「都税クレジットカードお支払サイト」を読むと、以下の税金が支払い可能と記載があります。
- 自動車税種別割、自動車税
- 固定資産税・都市計画税(23区内のみ)※
- 固定資産税(償却資産)(23区内のみ)※
- 個人事業税
- 不動産取得税
- その他(法人都民税・法人事業税等)
これらの支払いは以下のブランドでしたら支払いが可能です。もちろんポイントもたまります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AmericanExpress
- Diners Club
- TS CUBIC CARD
正直、現段階ではあえてPayPayを使わずとも、お得にポイントを取得するならコチラのほうが良さそうです。
公共料金の支払いは可能かつ便利
公共料金の支払いはすでにPayPayで行えます。
PayPay請求書払いという機能を使うことで、加盟事業者の公共料金を自宅からでもカンタンに支払うことが可能です。
PayPay請求書払いが使える事業者
- 東京ガス
- 東京電力
- 東京都水道局
- 広島ガス
- 中国電力
- 九州電力
こちらについて、詳細は以下の記事を読むと良いでしょう。
PayPayによる税金支払いは実現可能なのか
さて、次にPayPayによる税金支払は実現可能なのか、について考えていこうと思います。
一番可能性が高いのは、コンビニ支払い可能な税金
まず、最も可能性が高いのは、すでにコンビニで支払い可能な税金をPayPayで支払うことが出来るようになるというものでしょう。
コンビニでの税金支払いは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどがすでに対応しているものの、現時点では現金でしか支払う事が出来ません。
そのため、これらの支払いをPayPayでも出来るようになるというのは可能性が高いです。
請求書払いと同様、0.5%程の少額ポイントなら付く可能性も十分ありますね。
クレジットカード支払いが出来る税金もPayPayが使えるようになるかも・・【ただし疑問が残る】
先程ご紹介した「都税クレジットカードお支払サイト」のように、クレジットカードでの支払いが認められている場所で、PayPayが使えるようになる可能性も十分にあります。
お住まいによって諸条件が異なりますが、多くの都道府県~市区町村が税金の支払いにクレジットカードがつかえます。
ただし、ここでPayPayが使えた所でメリットは非常に限定的です。先程もお話したとおり、クレカでポイントも貯められるので、「どうしてもPaypayで支払いをまとめたい」というユーザー以外は、この選択肢を選ぶメリットはなさそうです。
PayPayで税金や公共料金を支払う場合の注意点
最後に、税金や公共料金を支払うにあたって注意すべき点を解説します。
スマホ決済は基本的に領収書が出ない。
PayPayで支払いをした場合、原則領収書は発行されません。
利用店舗に依頼して領収書を発行してもらう必要があります。
控えが残るタイプは問題ないですが、控えが残らないタイプの支払いをする場合は不便になるケースが多そうです。
ただし、払込控えと取引明細で利用可能
請求書払いについてはPayPayの支払い完了画面とお手元の請求書(払込票)で、証明書類として有効となる場合があります。
公式ページの見解はこちら
一応注意ですね。
まとめ:PayPayに税金支払いは不要?役立つ可能性はある?
以上、本日はPayPayによる税金支払いが有用か?コンビニ支払いとの関係性などについてお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
PayPayはあらゆる角度の支払いをカバーするスーパーアプリになるという話が出ておりますが、実際に繋いだ後、使われる機能と使われてない機能ははっきりわかれそうです。
現段階から大幅なポイント還元を行う可能性も低いため、税金機能についてはそれほど期待せず、クレジットカードを利用するのが無難かもしれませんね。
また、新しい情報が出てきたら追記していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。