あなたはQRコード決済を使ったことありますか?
- 面倒くさくてまだ試したことがない!
- 現金で管理するのが一番楽じゃないの?
「面倒くさくてまだ使ったことがない!」という人も多いのではないでしょうか?
確かに、QR決済ってやるまでが面倒ですよね
- 使うサービス(Alipay?LinePay?d払い?PayPay)を選んで
- 登録の仕方を調べて・・・
- 銀行口座の登録をして・・・
- 加盟店のお店を確認して・・・
- 初めて決済!
・・・
「現金の方がラクだよね~」
「アプリダウンロードするの面倒くさい・・・」
そんな事言っていると、あっという間に時代遅れな人になってしまうかもしれませんよ・・・?
今日は、QR決済の仕組みと、QR決済の今後の動向について解説をしていきます!
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QR決済って何?どういうものなの?
QRコード決済とは、(クイック&レスポンス)が語源です。二次元コードと呼ばれる画像を、手持ちのスマートフォンで読み取ることで情報が手に入る仕組みですね。
↑こんな感じ
商品管理に使われているバーコードより情報量を詰め込みやすく、印字面積を小さくできるというメリットがあります。
このコードを利用して、決済を行うのがQRコード決済です。
QRコード決済を使うメリットはこんな感じです。
- 財布をいちいち取り出さなくて良い。
- 支出を管理することが出来る。
- 支払いのスピードが上がる。
- 割り勘の計算もラクラク
- 準備するのはスマホだけ。
メリットだらけのQRコード決済ですが、実はまだまだ普及が進んでいません。
日本で普及を目指して、公民両方で推進している!
日本でQR決済が普及していない理由は、現金主義の人が多いからと言われています。
日本は世界でも屈指の現金大国です。
日本国内の民間最終消費支出に占める支払い手法の比率調査によれば、現金以外で最もポピュラーな決済手法であるクレジットカードですら、たった18%しか使われていません。
電子マネーが1.7%、デビットカードがわずか0,3%であり、お世辞にもキャッシュレスが浸透しているとは言えません。
確かに、日本は偽札の流通も少なく、治安も良い事から、他の国に比べて積極的にキャッシュレスを推進する理由が無いようにも思われます。
しかし、政府はこの状況を良しとしていません。
というのも現金を利用するには多量のコストやリスクがかかるからです。
ちょっと想像してみてください。
- 現金の輸送、警備コスト
- システム管理コスト(ATM等)
- 手計算コスト
- 強盗リスク
現金を単純に利用するにも、コストがたくさんかかるんですね。
株式会社スクエアの調査によると、日本の中小規模事業者が負担する現金管理コスト、人件費にして約8,861億円と、1兆円弱のコストがかかっているそうです。
マケドニアの国内総生産は1兆円なので、現金管理コストだけで小規模な国家予算を有に超えてしまう経済損失が起きているんですね。
そこで2018年現在、日本ではQRコード決済を含めたキャッシュレス化を積極的に推進しようと官民一丸となって普及に取り組もうとしています。
日本政府が主導している「未来投資戦略2017」によればキャッシュレス決済を導入することには以下のメリットがあると考えられています。
- 事務作業の効率化→現金管理の手間作業が減る
- ビッグデータ活用による販売機会の上昇→購買データがマーケティングに使える
- 安全性・利便性の向上→詐欺のしにくい、財布がいらない
上記のようなメリットを得るために、現在積極的に普及促進しているわけですね。
(ちなみに、政府が最も力を入れている理由の1つは税収のとりっぱぐれを防ぐことと言われています。お金の流れが可視化されたら・・・笑)
2018年はキャッシュレス元年になる?!
政府の情報によれば、「今後10年間(2027年6月まで)に、キャッシュレス決済比率を倍増し、4割程度とする」というKPIを持っているそうです。
2017年は、にわかにキャッシュレスという言葉が広がっていた程度でした。コミュニケーションSNS「LINE」が運営しているLINEPayが少し注目を浴びた程度で、使っている人もごく一部という感じでしたね!
しかし、これから先かなりQRコード決済が普及していくことは間違いないでしょう。
2020年には東京オリンピックもあり、それに伴うインバウンド客の利便性向上にも役立つ事間違いなしです。今後数年でモバイル決済・QRコード決済・キャッシュレスという言葉はかなり広がっていくでしょう。
今後の動向に注目ですね!
2018年12月追記)PayPay(ペイペイ)旋風によりQR決済の普及は一気に進むか?
2018年12月、突如として現れたPayPay(ペイペイ)が一気に認知され始め、QR決済、スマホ決済、キャッシュレス決済という言葉が遥かに普及してきました!
理由は、100億円あげちゃうキャンペーンの出現です。
ビックカメラやファミリーマートで利用すれば支出の20%還元、もしくは全額還元という事で、一気に普及を進めていきました。
最近では、巣鴨にPayPay商店街が出来る等、今までキャッシュレス決済を利用したことがない層の人も、これらのサービスを使うようになってきています。
2019年はキャッシュレス決済が更に普及していくでしょう。今後の展開が楽しみになってきましたね!