QR決済は、ぼくたちが知っているような消費者系サービス企業が中心となってサービスを展開しています。LINEが運営する「」楽天が運営する「楽天ペイ」ドコモが運営する「d払い」なんかが有名ですね。
最近は「ヤフースマホ決済」やKDDIもサービスを開始し。中国の「Alipay」「Wechat Pay」も日本市場を狙っています。
しかし、今年度始まったQR決済(BankPay)はキャッシュレス化への本命とも言えるほど、マーケットを取っていくでしょう。
そこで本日は、BankPayについて紹介していこうと思います。
⇒【QR決済が浸透するのは発展途上国?】
⇒【顔認証決済って何?】
BankPayって何?
- 「BankPay」ってそもそも何?1行で説明します!
- 「BankPay」は最も日本で伸びる可能性が高い理由
- 「BankPay」はどうやって使うの?どこで使えるの?
この記事のコンテンツ
「Bank Pay」ってそもそも何?1行で説明します!
「BankPay」について1行でまとめてみました。
「BankPay」とは、三菱東京UFJ・みずほ・三井住友銀行の3行で協業した日本最大規模になりうるQR決済サービスです。
楽天やLINE、Docomo等はすでにQR決済サービスを展開していますが、比べてBankPayはまだまだ未発展のサービスです。
2018年5月にメガバンク同士でQR規格統一をやっと合意したばかりです。
平たく言えば、バンクペイはデビットカードのスマホ版です。
専用アプリからQRコードをかざすことで支払い、代金はユーザーの銀行口座から直接支払われます。 銀行口座はメガバンクや地方銀行、信用金庫など1000以上の金融機関を網羅されると言われています。
2019年秋にリリースされることが確定となりました!
「BankPay」は最も日本で伸びる可能性が高い理由
「BankPay」が伸びると言われている理由として「口座数の多さ」が上げられます。
三菱東京UFJ・みずほ・三井住友銀行3行を合わせた個人預金口座数はなんと合計で9千万を超えると言われています。
口座数を持っているメガバンクが主導でQR決済サービスをやることとなれば、LINEや楽天のサービスを利用するのと違って、銀行口座をそのまま結びつけて支払いを行うことが可能です!
加盟店側としても、メガバンクとは融資を始めとした取引を既に行っている可能性が高いため、もしこのBankPayが普及していけばあっという間にQR決済が普及していきそうですね!
⇒【】
「BankPay」をリリースする目的は?
そもそも銀行は何故BankPayを導入したいのでしょうか?
一つ考えられることとして、メガバンク各社が「BankPay」を導入することで既存の収益を上乗せすることを見込んでいると考えられます。
『小売店からの手数料確保』と『AIスコア・レンディング』ということでした。
現在、ゼロ金利時代。銀行に預けてもお金が貯まるわけじゃありません。つまり銀行自体も収益確保に躍起になっているんですね。
結果として法人・個人への融資営業に力を割くことで消耗してしまいます。
ですが、BankPayがリリースすることで、「BankPay」加盟店からの手数料などが見込めます。日本最大手三行が組むことによるメリットは計り知れませんよね。
しかし、最近ではPayPayやLINE Pay等の勢いがますます強くなっています。
ここにどう勝っていくのかがポイントですね。
【⇒ペイペイって結局何なの?】
「BankPay」はどうやって使うの?どこで使えるの?
BankPayは、2019年中にサービス実用化を目指しています!
2019年秋にサービス開始予定です。
そのため、現時点ではホームページもまだなく、サービス自体もまだ始まっていないみたいですね。
最近はPayPayの猛攻やPringの手数料1.95%など、大きな動きがありました。2019年リリースの予定でしたが、想定していた収益スキームから大きく変えないと、勝ち目はなさそうですね・・・
引き続き、BankPayの情報が入り次第、こちらのページに追記をしていければと思います!
(2018年12月03日加筆しました!)
【⇒競合のゆうちょPayって何?】
【⇒楽天ペイの便利な使い方】