突然ですが、あなたはスマホ決済が安全かどうか、セキュリティ対策がしっかり施されたサービスはなにか?知りたくなっていませんか?
2019年7月にはセブンペイが大規模なセキュリティ事故を起こし、不正利用の不安がますます増加しています。
「お得になると聞いてスマホ決済を使ったら40万円不正利用されてしまった!」
「ニュースを見て、クレカをアプリに紐付けるのが不安になった・・」
「スマホ決済って本当にセキュリティ大丈夫なの?対策されているの?」
そんな事をお悩みのあなたは、是非今日の記事を読んでいただけたらと思います。
最近のスマホ決済のセキュリティ対策・・本当にすごいんですよ!
この記事のコンテンツ
スマホ決済で不正利用される原因は?
まず、どういった理由でスマホ決済が不正利用されるのか見ていきましょう。
- クレジットカードを勝手に登録される。
- パスワードを奪われ/特定され、不正ログインされる。
- 支払いコードを差し替えられる。
クレジットカードを勝手に登録される。
1つ目は、自身のクレジットカードの情報を何者かに取得され、勝手にスマホ決済アプリに登録され、不正利用されるケースです。
クレジットカードによる決済の場合、勝手に使われたら「不正利用」とカード事業者に伝えればその損失を回避することが可能です。
しかし、スマホ決済の場合は、直接現金としてチャージが可能であり、そのまま即金でコンビニ等で商品に交換可能な為、あえてスマホ決済に登録する事で不正利用されるケースがあります。
2018年12月にPayPayの不正利用が発生しましたが、この時のケースが上記ケースに当たります。
パスワードを奪われ/特定され、不正ログインされる。
2つ目のケースは、スマホ決済のログインIDやパスワードを第三者に特定された結果不正ログインされるケースです。
スマホ決済はインターネットにつながって決済を行うため、仮に第三者にIDとパスワードを盗まれてしまうと、あなたのお財布を第三者が勝手に使うことも出来てしまいます!
もちろん、これらの不正利用が起きないように、一般的な事業者はIDとパスワード以外の情報を使って対策をしています。
例えば、SMS認証です。これは、IDパスワードを入力した上で、一度もログインしたことがない端末からログインする場合、自分のスマホ宛にショートメッセージで仮パスワードを発行するという認証方法です。
この認証方法が設定されていれば、自身の端末を本人が所持している限り、トラブルが起きないようになるんですね。
ちなみに、冒頭で述べた7PayはSMS認証を行っていなかった為、不正利用が簡単に行われたと言われています。
支払いコードを差し替えられる。
スマホ決済は、バーコードを「読んでもらう」タイプの支払い方法と、バーコードを「読む」支払い方法の2種類あります。
この内、「読む」コードを別なコードに差し替える事で不正利用を行う詐欺が以前ありました。
中国のQR決済では、こうした詐欺が一時期蔓延していたと言われています。中国の場合、スマホ決済の普及率は90%以上であり、町中の露店から、ホームレスの物乞いまでQRコード決済が使われています。
こうした被害は日本ではあまり確認されていませんが、しっかり注意すべき内容ですね。
まともな会社のサービスはほぼ対策済み!おすすめのサービスを紹介
本日は、スマホ決済の不正利用の手法について解説をさせていただきました。
ちなみに、これらのセキュリティ対策は日本国内でもかなり注意喚起されており、最近ではスマホ決済のセキュリティリスク診断を行う事業者の台頭や、各種スマホ決済事業者による相互喚起により、不正利用は低下の一途をたどっています。
例えば、PayPayは不正利用率を公表し、セキュリティ対策に相当な力を入れています。
2018年12月のリリース当初こそ、不正利用率は0.996%と100回に1回は不正利用が行われていましたが、2019年2月~5月時点では0.0004%と100万件のうち4件まで数を減少させています。
また、LINE Payも不正利用対策には相当力を入れており、
- PCI DSSとISO/IEC 27001に準拠(クレジットカードレベルのセキュリティ性)
- 明細とのリアルタイム連携(LINEトークと連携)
- 24時間365日モニタリングで最大10万円まで補填
と、不正利用が起きない仕組みを作り続けています。
(ちなみに2019年7月に起きたセ○ンペイのセキュリティはあまりにもお粗末すぎて、比較対象にもなりません)
というわけで、まとめると
- 不正利用の手法は3種類
- クレジットカードを勝手に登録される。
- パスワードを奪われ/特定され、不正ログインされる。
- 支払いコードを差し替えられる。
- とはいえ、大手事業者はほぼ対策済みでかなり安全
- 新しく出てきた事業者のセキュリティレベルは低い
という結論になりそうです。
そのため、もしこれからスマホ決済を始めようと考えている人は、「すでに普及しているスマホ決済企業のサービス」を利用することをおすすめします。
良ければ、以下で2019年度おすすめできるスマホ決済事業者のランキングをまとめているので、参考にしてみてくださいね。
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