ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年11月度)』で17歳~69歳の男女1100名のうち2割が「QR決済を利用した事がある」と答えたといいます。
利用経験が2割となると、実際の認知度は更に高くなっている可能性が高いです。
加えて、ソフトバンクのペイペイのスマホ決済特需が発生したのが2018年12月です。
このため、当時のアンケート結果以上に「QR決済(スマホ決済)の利用者数」が増えていると想像されます。
QR決済の普及まで後一歩、次の狙いは「規格統一」です。
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QR決済サービス乱立時代!生き残りをかけた戦いが始まる
現在主要なサービスを述べるだけでも様々な名前が挙げられます。
この他にも決済インフラとして下地を支える「OrigamiPay」や今後新しくリリースされる「au QR決済」等様々なサービスが虎視眈々とシェアを狙って様々な施策を行っています。
→「ポイントが還元される」で消費者はキャッシュレスサービスを使うのか?
QR決済サービスは増えれば増える程消費者が不便になる?
QR決済サービスは、基本的には二次元バーコードを用いて決済を行っています。
二次元バーコードは非常に気軽に利用できますが、その一方で重要なデメリットを抱えています。
そのデメリットとは、現在のQR決済のほとんどがそれぞれ違う規格で作られているという部分です。
例えば、LINEPAYで発行したQR決済コードは、LINEPAYのみでしか利用できず、ソフトバンクのPayPayやドコモのd払いが使えないといった状況に陥ります。
消費者としてもたくさんの決済手法が増えることが逆に不便になるんですね。
→QR決済の規格統一は実現されるのか?~韓国は進みそうだが日本は・・?
規格統一が進めば日本はキャッシュレス大国になれるのか?
冒頭の通り、QR決済は既に利用者が2割ほどとなっており、いつでもどこでも利用出来るQR決済が出来れば日本はキャッシュレス大国になれる可能性を秘めています。
参考にすべきモデルはSuica等の交通系ICですよね。
Suicaはコンビニや電車をはじめ様々な場所で利用することが可能です。そして関西のICOKA等もSuicaが使える場所であれば、利用できます。
SuicaのようなNFC決済のネックは手数料が高いことですから、NFC決済の「どこでも利用できる利便性」とQR決済の「安価にどこでも導入できる」というメリットを兼ね揃えたら一気に普及していくでしょう。
現金の管理コストは非常に高いという側面もあります。
早く規格統一が進み、キャッシュレス世界が実現してほしいものですね。
QR決済ってそもそも何?
どんなサービスがある?
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- 楽天ペイの特徴・メリット・今後の動向は?
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- merpayの特徴・メリット・今後の動向は?
- Amazon Payの特徴・メリット・今後の動向は?
- d払いの特徴・メリット・今後の動向は?
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QR決済のセキュリティや動向は?
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