最近、QR決済がずいぶん身近になってきた気がします。LINEPayや楽天ペイ、Pringといったサービスがテレビで紹介されており、少なからず興味を持った人も少なくないのではないでしょうか?
「QR決済ってどんな仕組みなの?」
「なんでこんな話題になってるの?」
今日はそんな疑問を感じたあなたに向けて、QR決済をわかりやすく説明出来ればと思います。
(記事を読む時間は5分もかからないので流し読みしてくださいね。)
⇒【QR決済は普及しない?】
⇒【QR決済は危ない?】
QR決済の仕組みとは
QR決済は、デンソーウェーブが開発したQRコードを利用した決済手法です。
QRコードは二次元コードとも呼ばれていまして、四角形の枠の中に色々なデータを格納する事が出来ます。
人間の目で見てもさっぱりわかりませんが、こちらの情報をコードスキャンできるアプリで読み込むと、あっという間に情報を取得することが出来ます。
ちなみにQRコードを作ることは全然難しくなく、こういったサイトで簡単に作ることが出来ます。
今巷でブームになっているQR決済は、こうした技術とお金を支払うシステムを組み合わせて、自社のサービスとして色々なお店で普及させようとしているんですね。
日本の普及は非常に遅い
もともと、QR決済は中国等で普及していました。
今の日本のキャッシュレス普及率は10%にも満たないものですが、対して中国では90%以上の国民が利用しています。
何故中国と日本ではこれほど普及率に違いがあるのでしょうか?
理由は以下の2つです。
- 中国では偽札のトラブル等も多く、政府に対策が求められていた。
- 日本では現金主義の人が多く、クレジットカード等も既に普及していた。
実際、日本では現金さえ持っていればどんな場所でも過ごすことが出来ますよね。今まで使っていたもので不便が無いのに、あえて新しい技術に乗り換えるのは難しいです。
一昔前のガラケーもそうでしたが、日本人は保守的な傾向が強いので、結果として世界の流行に遅れて乗る傾向が強いです。
⇒【QR決済を使えばモテる?】
話題になっている理由は?
では、何故今またQR決済が話題になってきているのでしょうか?
理由は、東京オリンピックに伴い、政府がキャッシュレス化を推進すべく、方針を固めてきたからです。
東京オリンピックは2020年に行われますが、それに伴い現在インバウンド(外国人観光客)の需要がどんどん高まっています。
最近では銀座にいっても中国人が非常に増えていますが、こうした観光客は、既にQR決済をはじめとしたキャッシュレス化を進めた人たちも多いです。
そのため、それに対応するという名目で、QR決済を日本で普及させようと、政府も力を入れています。
また、もう1つの大きな理由として「現金管理コストの高さ」が言われています。
ぼくたち消費者が現金を使うのにお金はまったくかかりませんが、実は裏側では大変大きな「管理コスト」がかかっています。
日本のATM管理コストは年間2兆円とも言われており、こうした費用を削減するというのもQR決済を浸透させる理由のひとつです。
まとめ
今日はQR決済の仕組みと話題になっている理由について記事を書かせていただきました。
QR決済は、導入するまでは非常に面倒ですが、いざ実際に利用を開始してみると非常に便利なツールです。
現金はもちろん便利ですが、実際にQR決済やクレジットカードをはじめとしたキャッシュレスサービスを利用することで、より生活の質はあがります。ガラケーからiPhoneに変えた後、3ヶ月もしたらスマホの利便性に気づきましたよね?
「まだガラケーつかってるの?」ってバカにされないためにも、この記事をきっかけに是非サービスを使っていただけたらなぁと思います。
オススメのサービスや概要についても説明しておりますので、他の記事も参考にしてくださいね!