現金が使えない店舗というのが最近少しずつ増えてきています。
先日は浅草にキャッシュレス専門店の”てんや”が出てきました。
その他にも東京・馬喰町にあるレストラン、「ギャザリング テーブル パントリー」さんはキャッシュレスで店舗を運営しているそうです。(外部リンク:現金NGの店出現 ポイントもたまるQR決済のお得度 ー日経STYLE)
こうしたキャッシュレス店舗の出現の背景には、人件費の削減並びに現金管理コストの低下、インバウンド対策が主に挙げられます。
現金を利用する店舗であれば、注文を取ってレジで会計を行うアクションが必要ですが、極端な話QR決済であれば、貼り付けたコードを読み取ってもらえばOKです。
こうした作業量の低下がQR決済は見込めます。
メリットは大きいのですが、効果を完全に発揮するためには、”完全キャッシュレス化”が必要です。
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キャッシュレス店舗は増えるのか?
現金支払いが一切NGであるキャッシュレス店舗は果たして普及するのでしょうか?
私は、あまり増えないのではないかと思っています。
理由は、飲食店の場合幅広い年齢層が来客するからです。
QR決済は、LINEなどの後押しもあり、若者をはじめ一部には普及の兆しが感じとれます。
一方で高齢者(50歳以上)の方で利用している人を私はあまり見たことがありません。その年代の方はほとんど現金を利用し、当たり前のように会計をしています。
やはり設定のめんどくささや、現金の支払いに慣れ親しんで育ってしまったことが原因なのでしょうか?
キャッシュレス店舗が出来る場所
私は、基本的には完全キャッシュレスの店舗が出てくる可能性は低いと考えていますが、それでも一箇所だけ、キャッシュレス店舗が流行りそうな場所を想定しています。
それは「駅の構内」です。
キャッシュレスサービスを通常の決済で使っている人はまだまだ少ないですが、その中でも交通系ICの利用率だけは圧倒的な高さです。
駅にある店舗は省スペース性も非常に重要ですし、SuicaやIcocaを使っていない人は殆ど見なくなりましたため、駅であればキャッシュレス店舗は普及するのではないかと考えております。
東京・新宿あたりに期待
個人的には東京オリンピックまでに一旦の完成が見込まれている「新宿駅」なんかにはキャッシュレス店舗がもっと普及しても良いと思います。
新宿駅は混雑率も高いですし、坪単価も日本一レベルの場所なので、新宿などの主要都市駅であればキャッシュレスサービスの普及はもっと加速していくのではないでしょうか?
駅の蕎麦屋なんかは回転率も高そうですし、券売機もSuica原則対応のため、いっそ現金の管理なんていらないんじゃないのかなぁ・・・・
QR決済ってそもそも何?
どんなサービスがある?
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